不倫。
初めは割り切れると思っていた。
思い合えるだけで幸せだった。
しかし、誰にも言えず先の見えない恋はいつしか辛いものになっていく。
彼の家族の存在を感じるたびに心が傷つき、彼が家に帰るたびに胸が締め付けられる。
口では離婚して私と一緒になりたいと言っていても、全く行動を起こしている気配はない。
結局いつも奥さんを優先している。
私を蔑ろにしている。
怒りと悲しみの負の感情でいっぱいになる。
もうやめたい。終わりにしたい。別れたい。
不倫の恋で多くの人が行きつく結論だろう。
しかし、彼に別れたいと伝えるのは、自分の幸せのために本気で別れる覚悟を決めてからにするべきだ。
引き止めてほしくて、離婚してほしくて彼を試すように別れると言うのは逆効果だ。
初めて別れを切り出した時には、彼も引き止めてくれるかもしれない。
そして、離婚するから待っていてほしいと言ってくれるかもしれない。
しかし、彼にチャンスを与えるとしても1度だけにするべきだ。
彼が離婚に向けて全く行動に移す様子がなければ、次は猶予なく別れを決断した方がいい。
あなたが、離婚しなければ別れると言いながらも結局は別れられないという、「別れる別れる詐欺」を繰り返していると、結局は離婚しなくても自分からは離れられないのだとわかり、離婚に向けての行動なんて起こさなくなる。
逆に彼の方も、やがて口先だけで奥さんと別れると言って先延ばしにする「別れる別れる詐欺」で応対してくるようになる。
また、事あるごとに「別れる」と言って彼から欲しい言葉を引き出そうとするあなたのことが次第に面倒になってくる。そうなると、大切に扱われなくなり将来など真面目に考えてもらえなくなるのだ。
別れるという言葉は、駆け引きや下心で簡単に使うべきものではない。
あなたが、自分の幸せのために、本当に別れる覚悟ができた時に初めて使うべきだ。
自分を磨いて自分に自信をつけ、彼以外にも自分を大切にしてくれる男はいくらでもいる、私を2番手にするなんて100年早い、私は自分で幸せになる−−
ちゃんとそう思えるようになったら、自信を持って別れを告げよう。
もし引き止められてもチャンスは1回。
具体的な行動がなければ、その時はきっぱり別れる。
何度もチャンスがあると思われては困る。
なぜなら、あなたは大切にされるべき貴重な存在なのだから。